2024年4月1日に発足したFGDCは、皆様のご支援により順調にミッションを遂行しております。各部門のこれまでの成果や今後の活動については次頁以降をご覧いただくとして、ここでは、FGDCを取り巻く最近の森林GX/DXに関する動きについて簡単にご紹介します。国内外で森林への関心が日増しに高まっていることを感じるこの頃ですが、2024年10月に行われた北海道演習林125周年記念行事や2025年10月に行われた富士癒しの森研究所の100周年記念行事などにおいても、地域社会や行政、市民、また産業界からの森林への期待の大きさが再認識されたところです。国際的にも、演習林が培ってきたアジア各国の大学演習林との連携関係が、研究科レベルでの「生物多様性クレジットに関する連携協力協定」の締結へと発展し、2026年3月には研究科主催の国際シンポジウム「生物多様性へのアクションによるネイチャーポジティブ社会の実現」が開催されたところです。FGDCでも、これまで地方演習林レベルで締結されてきた地元自治体との連携協力協定にGXに関する内容を盛り込んで研究科レベルの協定にアップデートする作業を社会連携部門で進めているほか、2025年度からFGDCの徳永副センター長、李さん(URA)、五名さん(産学官連携コーディネータ)の3名が研究科の社会連携リエゾンオフィスを兼務して、研究科のGX/DX活動にも貢献しています。FGDCは,引き続き森林GX/DXの「東大モデル」の構築に向けて活動していきますので、今後とも皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
福田 健二